長野県の並行在来線鉄道事業者である、しなの鉄道株式会社(本社:長野県上田市、代表取締役社長 土屋智則)と、シンガポールに本拠点を置く不動産投資運用会社、Patience Capital Group(以下、「PCG」)の日本法人であるペイシャンスキャピタルグループ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 ケン・チャン・チェン・ウェイ)では、沿線における観光振興分野における協力によって地域を活性化することを目的として、2025年3月25日に「しなの鉄道沿線地域の観光振興に係る連携協定」を締結いたしましたのでお知らせいたします。
・連携協定締結の目的や社会的意義
本協定は、持続可能な地域社会づくりを進めるため、沿線の観光振興を通じて地域経済の活性化を図ることと、利用者サービスの向上を目指し、相互の強みを活かして連携することを目的に締結されました。
本協定を通じて、地域の課題解決に向けた異なる事業の民間企業間の協力の重要性を示すことができ、長野県内全域に対しても、地域づくりや社会貢献の新しい形を提案するものです。
・連携内容について
1.利便性と環境負荷低減に配慮しつつ、しなの鉄道沿線地域とリゾート開発エリアを相互に結ぶ、観光列車をはじめとした列車運行に関すること。
2.しなの鉄道沿線での観光MaaSおよびデジタル化推進に関すること。
3.しなの鉄道沿線地域へのインバウンドをはじめとする誘客に向けた取り組みや観光PRに関すること。
4.しなの鉄道沿線地域に向けた送客および誘客や着地型観光コンテンツに関すること。
5.リゾート開発エリアでの事業運営に関わる人々の通勤等における利便性向上に関すること。
【しなの鉄道について】
しなの鉄道は、長野県・沿線市町等が出資している第三セクターの鉄道会社で、1997年に北陸新幹線の東京・長野間が開業したことに伴い、JR東日本から経営分離された信越本線の軽井沢-篠ノ井間を引き継ぎ、全国初の並行在来線として開業しました。
また、2015年には北陸新幹線の長野・金沢間が延伸開業することに伴い、長野-妙高高原間を新たに引き継ぎ、北しなの線として運行を開始しました。
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